鬼は存在した 職場で“鬼”と呼ばれているIマネージャー。 (呼んでいるのは僕だけ) 彼のふとした呟きに、僕の震えは止まらなかった。 (ちょっと室内が寒かっただけ) 鬼は存在した。 (泣いた赤鬼とかね) Iマネージャーの背後に、鬼の姿が見えた。 (眼精疲労かもね) こんな日記を書いたら、職場で居場所なくなっちゃうよ(;´д⊂) でも、僕に彼女が出来て、 H君にも彼女が出来て、 この話だから、何となく良いこと尽くし。