お通夜

投稿者: | 2011年7月29日

正午過ぎに親戚から連絡があり、お通夜の時間と場所を聞いた。

父がまだ元気だった頃。
入院をした後、亡くなった祖父のお墓に手を合わせに行って以来。
時間を見ながら、少しでも早く着きたかった。

電車は親戚の家の最寄り駅に到着。
そのままタクシーに飛び乗り、斎場の名前を告げた。
乗車したタクシーの運転手、どうも調子が狂う。
きっと僕の服装を見て、空気を和ませようとしてくれたのだろう。
そう思おう。

タクシーが斎場に到着。
そして亡くなった叔母の場所へ。

もう正直、現実味がなかった。
涙も出てこなかった。
信じられなかった。
父の葬儀の時は、元気だったから。
記憶にあるのは、笑っている叔母さんの声と笑顔。

不公平だ。
順番がめちゃくちゃだ。
本当は斎場に泊まって線香の番をし、
翌日の告別式にも出たかったけれど…。

叔母さん、ありがとう。
本当に感謝しています。

コメントを残すコメントをキャンセル

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.