上京中の母に呼び出され、中野へ…。
少々早い「年越し蕎麦」を食す。
その後、永福町にある祖母の入所している施設へバスで向かう。
祖母は今日は調子が良いみたいで、
久し振りに訪れた僕の事も憶えてくれていた。
別れ際、祖母が僕に手を伸ばしてきた。
僕はその手を握る。
すると、ぎゅっと強く握ってくれた。
僕はその手を握り返した。
「来年も元気でね。」
そう心の中で呟いた。
上京中の母に呼び出され、中野へ…。
少々早い「年越し蕎麦」を食す。
その後、永福町にある祖母の入所している施設へバスで向かう。
祖母は今日は調子が良いみたいで、
久し振りに訪れた僕の事も憶えてくれていた。
別れ際、祖母が僕に手を伸ばしてきた。
僕はその手を握る。
すると、ぎゅっと強く握ってくれた。
僕はその手を握り返した。
「来年も元気でね。」
そう心の中で呟いた。