新宿の信号待ち、僕は一人優越感に浸ってる。
世の中は矛盾が多くて退屈しない。
高級車を乗り回すあいつを見るその瞳が妬ましく、
僕はまた唇を噛み締めた。
見えないあなたがそばにいる。
普遍的なこの感情は…。
あなたが僕の中から消えないから。
星がきれいだからさよならを君に言おう。
涙、泪が流るる。
星がきれいだから「さよなら彼女」と言おう。
そして愛の歌、歌おう
思い出と共に、一緒に居たのに
届かない、僕のメロディ…。
言葉達は真っ白だった三日月色の夜を追い越してしまった。
その声が聞こえるのはカタリデウス。
煙色に染められた壁を背にあなたは今何を思う。
まるで僕等、恋愛ごっこしている。
あなたがズルさを振りまわし。
僕は押し潰されそうになる。
だから僕はあなたから逃げ出したいんだ。
星はきれいだけで答えは教えてくれず
心模様はバラバラ。
星はきれいだけど君の名を今叫ぼう。
そして愛の歌、歌おう。
星屑のように、思い出となれ
届かない本当のメロディ。